オバマ米大統領は３０日、ワシントンで行ったエネルギー安全保障に関する演説で、２０２５年までに石油の輸入を３分の２に減らす目標を発表した。政情不安が増す中東産の石油依存からの脱却を加速させるのが狙い。

　アニメ 抱き枕福島第一原発の事故を受ける形で、原子力にも言及した。原子力全体については「安全ならば、地球温暖化対策に大きく寄与することを留意しなければならない」と強調し、推進の方針は変えなかった。ただ、国内の原発の安全性再評価を進め、次世代原発の設計・建築に際し「日本から学んだ教訓を採り入れる」とした。原発稼働中の諸国の間での協力も米国主導で進める考えを示した。

　薄桜鬼 新品抱き枕オバマ氏は「世界の埋蔵量の２％しかない米国が世界生産量の２５％を消費している」と戒めた。

　沖合の海底油田・ガス田や、米国に豊富な天然ガス「シェールガス」など国内資源の開発・生産を強化する方針を表明。バイオ燃料の利用拡大や自動車の燃費改善、電気自動車の普及、住宅やビルの気密性を高めることによる省エネルギーなどの政策も従来方針通り進めるとした。