富士山頂に太陽がかかる「ダイヤモンド富士」。茨城県鉾田市で、施設職員の土子俊雄さん（６２）が、沈むダイヤモンド富士の撮影に成功した。ダイヤモンド富士の北限として注目されている。

　土子さんが鉾田市の玉田海岸沿いにある勤め先の「とちぎ海浜自然の家」（新沼隆三所長）の４階窓から昨年１２月２４日に撮影した。富士山から北東に約１９１キロ離れている。薄樱鬼 抱き枕

　ダイヤモンド富士には、朝日が山頂にかかる「昇るダイヤモンド」と、夕日がかかる「沈むダイヤモンド」がある。昇るのは富士山の西側で、沈むのは東側の地域で見ることができる。

　冬至のころ、太陽は１年で最も南西に沈むため、富士山から見て沈む太陽と反対の北東側の線上で、沈むダイヤモンド富士が見られる。陸上では茨城県鉾田市周辺が北限になる。

　「今日はなんの日、富士山の日」の著者で、地図情報や富士山の展望記録に詳しい高校地理教諭田代博さん（６０）は、「撮影場所は海岸部にあり、陸上ではここが北限。撮影技術もよく写真としても素晴らしい。ダイヤモンド富士撮影史上の快挙」という。アニメ 抱き枕